メキシコ合衆国大統領アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール閣下(His Excellency Mr Andrés Manuel López Obrador)が、スペイン王フェリペ6世陛下とローマ教皇フランシスコ聖下に、過去の侵略への謝罪を要求する発言をして話題になりましたが、それに対しアステカ皇帝モクテスマ2世(Moctezuma II)の子孫(途中で女系が入っているみたいです)で、スペイン貴族のモクテスマ・デ・トゥルテンゴ公爵ファン・ホセ・マルシージャ・デ・テルエル=モクテスマ・イ・バルカルセル閣下(Juan José Marcilla de Teruel-Moctezuma y Valcárcel : The Most Excellent The Duke of Moctezuma de Tultengo)が、「先祖の名が政治利用されている」「5世紀も前のことで王に謝罪を要求するのは馬鹿げている」というコメントをした模様です。
夫は“シャイフ”・イブラヒム・ビン・ハマド・ビン・アブドッラー・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhIbrahim bin Hamad bin Abdulla Al Khalifa)。「HH」と上記記事にあるので、「(His Highness)殿下」になると思いますが、系譜不明(生死も不明)。
また、二人の間の子供の一人はアジアサッカー連盟【AFC】会長・国際サッカー連盟【FIFA】副会長の“シャイフ”・サルマン・ビン・イブラヒム・アル・ハリーファ閣下(His Excellency ShaikhSalman bin Ibrahim Al Khalifa)だと思うのですが、この方は「閣下(His Excellency)」でしか言及されたのを見たことがありません。バーレーンの敬称体系はいまいちはっきりしませんが、父母ともに「殿下」なのに「閣下」になるというのはよくわかりません(男系で君主から何代までのような決まり方なのでしょうか)。
なお、この“シャイフ”・サルマン閣下ですが、AFC公式サイトやそこからの転載記事の場合、(His Excellency Shaikh Salman bin Ebrahim Al Khalifa)と、父親の名前の部分が「イブラヒム」ではなく「エブラヒム」と書いたほうが良いような表記に変わります。父親の名前の部分だけ表記が揺れるという、これもまたよくわからないところです(もとのアラビア語は同じだと思いますが)。
追記:
BNAの続報によると、“シャイハ”・アイシャ殿下の きょうだい にあたるバーレーン王国首相ハリーファ・ビン・サルマーン・アル・ハリーファ王子殿下(His Royal Highness Prime Minister Prince Khalifa bin Salman Al Khalifa)が葬儀の代表者のような立ち位置として報じられています。
2019年4月2日、F1バーレーンGPのためにバーレーン王国を訪問していたマレーシア/ジョホール州スルタンのイブラヒム・イスマイル陛下(Ibrahim Ismail of Johor : His Majesty Sultan Ibrahim ibni Almarhum Sultan Iskandar Al-Haj, The Sultan of Johor : イブラヒム・イブニ・アルマルフム・スルタン・イスカンダル・アル・ハッジ)が、同国での日程を終え帰国の途についたようです。
2019年4月2日、天皇陛下(明仁 : あきひと : Emperor Akihito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)と皇后陛下(美智子 : みちこ : Michiko : Her Majesty【Her Imperial Majesty】 The Empress)、皇太子殿下(徳仁親王 : なるひと : Prince Naruhito : His Imperial Highness The Crown Prince of Japan)と皇太子徳仁親王妃雅子殿下(まさこ : Masako : Her Imperial Highness The Crown Princess of Japan)、秋篠宮殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness The Prince Akishino)と文仁親王妃紀子殿下(きこ : Kiko : Her Imperial Highness The Princess Akishino)、黒田清子夫人(くろだ さやこ : 元 紀宮清子内親王殿下 : のりのみや さやこ ないしんのう でんか)は、宮内庁・皇宮警察の幹部職員らが開いた音楽会に臨席しました。