訃報(2017年2月10日):“サー”・エイドリアン・デ・ラ・ベア準男爵(第3代)、卒去(1939~2017)デ・ラ・ベア準男爵位消滅の模様

 2017年2月10日、イギリスの連合王国準男爵/第3代デ・ラ・ベア準男爵“サー”・エイドリアン・デ・ラ・ベア準男爵(Sir Adrian De la Bère, 3th Baronet)が卒去した模様です。
 1939年9月17日生まれの77歳。

 卒去に伴い、父である初代準男爵の男系男子がいなくなったため、デ・ラ・ベア準男爵位は消滅したものと思われます。

 姓表記ですが、ざっと眺めただけでも、
 「De La Bère」
 「De La Bere」
 「de la Bere)」
 「De la Bère(The London Gazette:Page 6287 | Issue 40022, 20 November 1953 | London Gazette | The Gazette)」
 とありますが、最後の The London Gazette のものが正しいのではないかと思います。
 つまり「De」の一文字目は大文字、「la」の一文字目は小文字、そして「Bère」。

 

記事:
 (英語)Peerage News: Sir Adrian De La Bere, 3rd Baronet [1939-2017]

 

インタビュー動画(英語、字幕はポルトガル語):ハワイ王女オワナ・サラザール殿下へのインタビュー動画(2017年3月)

 ハワイ王女オワナ・サラザール殿下(Her Roya Highness Princess Owana Salazar of Hawaii)へのインタビュー動画(応答は英語、字幕はポルトガル語)がアップロードされています。

 ハワイ王室の現在の(というかかなり前の世代からの)状況は混沌としており、複数系統の複数人の当主が挙げられています。
 オワナ・サラザール殿下の系統はカメハメハ1世の異母兄から女系を介して外国人との結婚もあっての子孫ですが、この系統の現在の当主についても主張が割れています。

 今回、動画をアップロードしている(=おそらくインタビューしている)のは、ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下を支持するポルトガル共和国の王党派団体だと思うのですが、同団体がオワナ・サラザール殿下をハワイの王女と言及していることは重要です(ポルトガル王室がそう認識していると考えてよいと思います)。

 また、動画中では、ポルトガル王ルイス1世や、カメハメハ3世カラカウアなどの名が挙げられ、ポルトガルとハワイの歴史につながりがあるかのように語られるのですが、細かいことはよくわかりません。

 

monarquia.tv:
ENTREVISTA A SAR A PRINCESA OWANA SALAZAR DO HAWAI. – YouTube

 

1歳(2017年3月2日):スウェーデン王子オスカル殿下(スコーネ公爵)

 2017年3月2日、スウェーデン王子オスカル殿下(スコーネ公爵 : His Royal Highness Prince Oscar of Sweden, Duke of Skåne【Scania】)は1歳を迎えました。

 

記事:
 (英語:スウェーデン王室公式サイト)Prince Oscar's first birthday – Sveriges Kungahus

 

KungahusetさんはInstagramを利用しています:「Idag fyller Prins Oscar 1 år. Grattis! Foto: Kronprinsessan Victoria Happy birthday Prince Oscar, who turns 1 today! Photo: Crown Princess…」

 

UAE/ドバイ首長ムハンマド殿下が、ラトビア大統領ベーヨニス閣下と会見(2017年2月)

 2017年2月27日、アラブ首長国連邦(UAE)副大統領・首相/ドバイ首長“シャイフ【シェイク】”・ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下(シェイク・モハメド : His Highness Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum, Ruler【Emir】 of Dubai)は、ラトビア共和国大統領ライモンツ・ヴェーヨニス閣下(ベーヨニス大統領 : His Excellency Mr Raimonds Vējonis)と会見しました。

 ドバイ首長ムハンマド殿下の次男のドバイ皇太子“シャイフ【シェイク】”・ハムダーン・ビン・ムハンマド・アル・マクトゥーム殿下(ハムダン皇太子 : His Highness Sheikh Hamdan bin Mohammed Al Maktoum, Crown Prince of Dubai)、
 ドバイ首長ムハンマド殿下の三男のドバイ副首長“シャイフ【シェイク】”・マクトゥーム・ビン・ムハンマド・アル・マクトゥーム殿下(His Highness Sheikh Maktoum bin Mohammed Al Maktoum, Deputy Ruler of Dubai)、
 エミレーツ・グループ会長“シャイフ【シェイク】”・アフマド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下(His Highness Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum, President of the Department of Civil Aviation, Chairman of The Emirates Group)、
 らが同席したようです。

 

HH Sheikh Mohammed Bin Rashid Al Maktoum(“シャイフ”・ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下公式チャンネル):
‫محمد بن راشد يستقبل الرئيس اللاتيفي‬‎ – YouTube

 

Valsts prezidents(ラトビア大統領府公式チャンネル):
Tikšanās ar ar AAE viceprezidentu un premjerministru, Dubaijas emīru 27/02/2017 – YouTube

 

記事:
 (英語:ドバイ首長ムハンマド殿下公式サイト)Mohammed bin Rashid receives President of Latvia
 (ラトビア語:ラトビア大統領府公式サイト)Latvijas Valsts prezidenta mājas lapa – Valsts prezidents sarunās ar AAE amatpersonām aicina pastiprināt ekonomisko sadarbību ar Latviju

 

Valsts prezidentsさんのツイート: "Latvijas un AAE starpā iespējams pastiprināt abpusējo ekonomisko sadarbību, @Vejonis AAE viceprezidentam @HHShkMohd https://t.co/xgATOsDMfy https://t.co/H8YKpjPxfL"