誕生(2007年3月5日):フランス王女ウジェニー殿下(エウヘニア・デ・ボルボン)

 2007年3月5日、正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下(Louis Alphonse : His Royal Highness The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウLuis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)とアンジュー公妃マリー・マルグリット殿下(マリア・マルガリータMarie Marguerite : Her Royal Highness The Duchess of Anjou)の間の第一子・長女となるフランス王女ウジェニー殿下(エウヘニア・デ・ボルボン: Her Royal Highness Princess Eugenie of Bourbon)が誕生したとのことです。

 

結婚(2007年3月3日):デンマークのアレクサンドラ妃殿下が再婚

 2007年3月3日、デンマーク王子ヨアキム殿下の元妻アレクサンドラ妃殿下(フレデリクスボー女伯爵 : Her Highness Princess Alexandra of Denmark, Countess of Frederiksborg)が再婚した模様。

 アレクサンドラ妃殿下はこの再婚により、離婚後も特例として許されていた王子妃(プリンセス)の称号と殿下の敬称を失い、以後、フレデリクスボー女伯爵アレクサンドラ閣下(Her Excellency Alexandra, Countess of Frederiksborg)と称されることになります。
 フレデリクスボー女伯爵の宮廷序列はデンマーク王室を離脱した王子とその男系子孫の称号ローセンボー伯爵(伯爵子/伯爵女)と同じく「1st Class-No.1」という非常に高いものになる模様。

 

記事:
 読売新聞 – デンマーク・アレクサンドラ妃、2王子連れ再婚
 (掲載終了)http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070304i211.htm

 

離婚(2007年3月):ホーエンツォレルン公子フェルフリート殿下、3度目の離婚

 ホーエンツォレルン公子フェルフリート殿下(His Serene Highness Prince Ferfried of Hohenzollern)が、マヤ・マイナート夫人(Maja Meinert)と離婚したそうです。
 フェルフリート殿下の離婚は今回で三度目。いずれの結婚も貴賤結婚と考えられますが、一度目・二度目の結婚で生まれた子女にプリンス(Prince)・プリンセス(Princess)を用いて表記している情報もあります。

 フェルフリート公子殿下は、ホーエンツォレルン公フリードリヒ・ヴィルヘルム殿下の弟で、1943年4月14日生まれの63歳です。

 

訃報(2007年3月1日):クラリー=アルトリンゲン公マルクス閣下、薨去(1919~2007)

 2007年3月1日、クラリー=アルトリンゲン公マルクス閣下(Marcus : His Serene Highness The Prince【Fürst】 of【von】 Clary-Aldringen)がアメリカ合衆国フロリダ州ボニータ・スプリング市で薨去した模様です。
 1919年9月1日生まれの87歳。
 オーストリア貴族の家系。

 クラリー=アルトリンゲン公位は長男のクラリー=アルトリンゲン伯爵子ヒエロニムス閣下(His Illustrious Highness Count【Graf】 Hieronymus of【von】 Clary-Aldringen)が継承の模様。